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神田川JET GIRLS 感想/レビュー 草稿


前書き:


アニメ版とは異なり、ゲーム版のシナリオは概ねソーシャルゲーム未満のレベル。丁寧な心理描写などはおよそ皆無。

ヴァルキリードライヴ ビクニは、続編を見据えて設定を出し惜しみしてはいたものの、
そのシナリオは良質なADVゲームの水準に達していました。(CHAOSルートは別として)

本作と開発元を同じくするバレットガールズ ファンタジアは、本職のライターがキャラを引き継いだ上で
作風や媒体に合わせておよそ完璧な調整がなされていて、実に見事でした。


本作の百合部分に関してですが、アニメ版の構成を務めた方は百合界の巨匠と呼ぶべき方であり、
一般のシナリオライターにそれを期待するわけにはいきません。
(アニメ版の『神田川JET GIRLS』や『恋姫†無双』を視聴した方なら解かるはずです)

また百合以外の面においても、これらのアニメ本編やOVAでは多くのキャラを扱い、要所を抑えてさばき、リズム良くネタではたいてくる所などは流石の一言。
様式美あるお約束を大事にし、業が深く良い意味で変態的であり、そして言葉通りの意味における純粋さを併せ持った希代の脚本家。
構成の技量、引き出しの多さ、思わずホロリとくる人情味のある話、自由奔放に見えながらも締めるべき時にはキッチリと締めてくるところ……


閑話休題。


ストーリーモードに難易度設定は存在しません。
CPUは遅く、安全運転しているだけで勝てます。
パーツが揃った後になると、周回遅れにすら出来てしまいます。
ミッションをクリアする事にこだわると、ブレーキをかけて相手を待つことも少なくありません。

個人的には、タイムアタックする感覚でプレイしていた為、それほど気にはなりませんでしたが
白熱したレースを楽しみたければパーツは初期のままプレイした方がいいかもしれません。
(アップデートでストーリーモードにも難易度の設定が来れば、それに越したことはないですが)

インタビューによると、レースゲームが苦手な方でもクリアできるように配慮したとのこと。


トロフィーをコンプリートするのはかなり簡単な部類であり、やり込んだ風を装ってのレスを抽出したネガティブキャンペーンが
炎上目的のまとめサイトで横行しています。またヴァルキリードライヴの時と同じく、カグラファンの極一部が暴徒化しています。
末っ子を可愛がる親から、その愛情を奪い返そうという気持ちが憎悪と化し、今また本作を焼き尽くさんとしている。

スピード感が無いというのは、良いパーツを載せてブーストをかければ十分に感じられるでしょう。
単調だというのは、おそらく本作をパーティーゲームであると誤解していると考えられます。
いずれ出るという性能強化版のニンテンドースイッチならまだしも、現行のスイッチで出せば美麗なモデリングが活かせません。契約上の問題などもあるでしょう。


マリオカートのようなパーティーゲームというよりは、レースゲーム寄りのバランスとなっています。
サーキットの数は八つと少ないですが、コースがそれぞれにつき三通りある為、実質二十四ものサーキットに相当します。
また、同じコースでも選択するルートによってさらに分岐することになります。
適切な走法、ライン取り、コーナリング、マシンとパーツの組み合わせなどを含め、やり込む余地は多い。

着水時の角度や機首の上げ下げによる抵抗、荷重の概念がありコーナリングやドリフトに影響があるところなど、
こうしたシステム面におけるこだわりはバレットガールズと同様に一級品。モデリングの可愛さもバレガと同じく群を抜いている。


結論としては、ジェットレースを通しマシンやキャラを操作することで感情移入が強化される為、
アニメをより楽しむ為に本作をプレイすることを勧めます。OVA付きの限定版がオススメです。

レースでは時間を忘れて楽しむことが出来ると思いますが、
ADVパートはスキップするか流し読みで済ませた方が精神衛生上良いでしょう。




百合的な面とシナリオについて:


ほとんど語るべきことはありません。

カグラから出張してきたキャラは世界観を破壊しています。


アニメ版で焦点の当たらなかったペアにおいて、関係性の掘り下げがあったような気もしますが、
どれも粗いものであり、個人的にはまるで読むに値しないものでした。

楓花の性格は豹変している時間の方が圧倒的に長く、不快でしかありません。
アニメ版では古風で奥ゆかしい部分の方が勝っていたので、それほど気にはなりませんでしたが。


凛とミサの物語はアニメに沿ったものではありますが、ダイジェストに過ぎません。
構成的にも、下の名前を呼ぶタイミングや、ミサの過去を伏線で示すところなどは全く顧みられていません。

アニメでは花言葉を用いた背景演出などを含め、丁寧に繊細に二人の関係が描かれていました。

浅草観光(デート)の際にミサちゃんが計画を入念に考えているところや、
連絡先を訊くことが出来ずに落ち込んでいたりするところなどはたいへん微笑ましく、
毎週放送日がやってくるのを一日千秋の思いで待っていました。

この先少なくとも数十回はブルーレイで視聴し直すことになりそうです。




攻略のコツ:


クリアするだけなら安全運転しているだけで十分です。

個人的には最大速度を重視していました。
コースにもよりますが、ハンドリングなどはテクニックである程度カバー出来るからです。

ドリフトでゲージを溜め、ブーストをかけるのが基本となります。
マシンとステージを熟知することで、適切なライン取りとコーナリングのタイミングが掴めるようになるはずです。

ミニゲームに関してですが、ランニングは体の大きい黒丸ちゃんがおすすめです。(当たり判定的に)
エアリアルではバッテリーを外し速度を抑えましょう。

ゲームをやり込んでいる時間があるなら、それをアニメを視返す方に使いたいので
筆者としては腕を磨くつもりはありません。




システムについて:


ミッションの条件はレース直前に見せて欲しいところでした。

レース中に声をかけ合っているのは一体感があって良いです。
モデル鑑賞時のリアクションが、概ねキャラ同士の目線であり、プレイヤーを見ていないのは百合的には良かった。

前書きで述べた通り、着水時の角度や機首の上げ下げによる抵抗、荷重の概念がありコーナリングやドリフトに影響があるところなど、、
こうしたシステム面におけるこだわりはバレットガールズと同様。

初めてレースゲームを開発したとはとても思えない程の仕上がりでした。













 




百合的な場面の抜粋:


ADVパートは酷く、スクリーンショットを見返しているうちに眩暈がしてきたので、他の部分から抜粋します。
思わず爪が手のひらに刺さりそうになってしまいました。





































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