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背徳せんせーしょん 感想/レビュー

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◆序文:
(注意点、心得)


文字サイズが小さく、テキストが少々読みづらい。

男性教師のセクハラ発言が数回ある。
しかしワンシーンのみである為、さして問題ではない。

主従関係が基本。道具はローターを使うのみ。(二回)

物語はおまけ程度。細やかな心理描写などは無い。

特筆すべき美点は無いが、別段大きな欠点があるわけでもない。
強いて言えば、木琴を使った曲が良かった。それと、システム面が充実している。

以下、ネタバレは「脚本」項のみ。



◇:攻略


プレイ時間目安:三時間


選択肢はあるが、シナリオは分岐しない。行為の内容が別のものに変わるだけ。



 

簡易表:


脚本 (what to tell 何を描くか)
物語
D
構成
D+


(※一.物語とは、世界の変革、個人の心境変化、それらの変化量。描出すべき事象の過不足の無さ)
(※二.構成とは、物語を描く為の適切な場面の配置、伏線起伏、溜め、ミスリード、小道具の使用等)


演出 (how to show どう描くか)

脚本的
D+
作画的
C-
音響的
C-
スクリプト
C-


(※一.脚本的演出とは、見せ場を指す。出会い、別れ、愛情、信頼、危機、対決、和解、真実の劇的発露)
(※二.作画的演出とは、印象的な絵。構図、背景、表情、所作、衣装、色、光、象徴、対比、レンズ効果等)
(※三.音響的演出とは、音楽と効果音の使い方。挿入歌は含むが、演技とシステムボイスは含めない)
(※四.スクリプトとは、画面効果を指す。アイキャッチ、ワイプ、暗転、立ち位置や表情の変化等も含む)




◆脚本:
(シナリオ、構成、テキスト、表現)


構成について。

ファーストシーンでいきなり行為というのは唐突。
しかし物語を重視した作品ではない為、問題ではないだろう。

申し訳程度の伏線が一つ入っていた。初キッスの相手について。
(本作中では、“キッス”であり、“キス”ではない)

シナリオの分量は少ないが、水増しをするよりは良い。

テキストについて。

“膣は熱い内に”というのは、少々笑えた。

男性教諭のセクハラ発言、
“僕なんかは身体は老けこんでも、松茸はいつでも収穫期だがな!”
というのも下品ではあるが、吹き出しそうになった。



◇演技:


“すぅー……”、“ぴゅー”、“ボソッ”、“ふるふるふるふる”等、擬音を口にする違和感。
しかしこれは意図的にそうして、キャラを演出しているのだろう。



◆演出:
(スクリプト、画面作り)


絶頂を迎える瞬間にフラッシュが入ったりする程度で、
特筆すべき点は無い。

ラストカットの光の使い方は、二人を祝福しているようで良い。



◇作画:
(キャラクターデザイン、原画、塗り)


若干人形染みた所はあるが、崩壊している様な箇所はあまり無い。
しかし差分によっては気になる所がある。

個別CG三枚目、背景に人物絵が上手く重なっていない。
髪の位置に違和感を覚える。(これは筆者の誤認かも知れない)

六枚目、首のラインと影付けが甘く、捻じれ具合が表現されていない。
顔だけがこちらを見ていて、少々不気味だ。

八枚目、カーディガンを着ている状態だと、左手の肘周辺が不自然。
上腕部が浮き気味で、前腕部が沈み気味。その為、半ば千切れている様に視える。

開いた口がデフォルメ過剰で漫画的。とは言え、フルスクリーンで表示しなければ気にならないだろう。

水分を大量に取った後で、小水が黄色いのは不自然。
しかし、必ずしも現実と同じにする必要は無いだろうけれど。



◆音楽:


曲数は七曲ほどだろうか、シナリオの分量からすると十分だろう。質も落としていない。
木琴を使った曲は百合ゲームには珍しい。ピアノソロはどれも良い。



◇効果音:


心音の音量だけが、他に比して大き過ぎる。

スイカを切る音など、効果音を振る余地はあっただろう。



◆背景:


個別CG以外は、実写を加工しただけ。

特筆すべき点は無い。



◇システム:


個別音量調整を始め、必要なものは全て揃っている。
端的に言って、商業クオリティに達している。

バックログの確認中、音声が止まらないのも良い。

CG鑑賞モード、差分枚数を付記してあるのは良心的。

CG7-7に5-4が誤って挿入されている。
(個別CG七枚目差分七枚目に、五枚目差分四枚目)



◆他:


本編終了後に、続編を示唆していた。

but flower have just still begun to bloom.
(しかし花は丁度まだ咲き始めたばかり)

flowerが無冠詞の不定用法であるのは、花を“想い”に喩えているのだろう。

“still”と“just”は逆の方が明瞭だ。

but flowers have still just begun to bloom.
(しかし花はまだ丁度咲き始めたばかり)


こちらの方が、still → (
just begun to bloom) と感じられ、解かり易い。
とは言え、一般的な規則の範囲内では、元の形でも認められてはいるだろう。




◇結語:

システムは商業レベルで、他は同人中堅クラスだろうか、今後の成長に期待する。




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