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サガフロンティア アセルス編 感想/レビュー

前書き:


『よるのないくに』が、本作のアセルス編と繰り返し比較されているのを目にしたのと、
遠い昔にプレイした後作の
サガフロンティア2が割と面白かった為、
最早レトロゲームでありますが、本作に触れてみた次第です。

(ちなみに『アンリミテッド:サガ
は一人だけクリアして終わりにしました。あれは超玄人向けです)

以下、基本的にはネタバレは無し。
しかし攻略においては、最低限ですが言及する必要がありました。



攻略のコツ:


攻略サイトを見てしまうのが手っ取り早いですが、分かり易いサイトは、
シナリオのネタバレと同時に解説している為、プレイしても驚きが無くなってしまいます。

アセルス編における不可欠と思われる知識を挙げておきます。これらさえ押さえれば、クリア出来るはずです。
それと、最初のマップが割と面倒になっているので、注意して下さい。


・最初のマップについて(ファシナトゥール)

最上部はモンスターが出る為、一人では近づかないこと。
戦闘回数等に応じて敵が強くなる為、小人数での戦闘は育成からして逆効果。

ここでは武具やアクセサリーを拾っても持ち出せない。

左上の塔にワープがある為、まずはそこへ向かう。
次に中央下の塔、根っこの街の仕立て屋(右下の辺り)、
針の城に戻り、右側に行くと訓練場。(訓練は最高七回で終了、やる必要は無い)
イルドゥンと共に右の塔へ行く。一人になるには、自室に戻ればいい。また、
後に零姫を仲間にしたい場合、白薔薇姫と二人だけで左下の塔に行き、零姫の話を聞いておくこと。
(ただし、仲間になる頃にはさして戦力にはならない)
白薔薇と共に「ゴサルスの店」に訪れると、買い物が出来る。
ここでは幻魔さえ買えば問題無い。(他の物も後に買うことが出来る)
一人で針の城に戻るとイベント発生。次に根っこの街の酒場に向かう。
右の塔で白薔薇を連れ、酒場の下方にある家屋を訪ねる。


・ボス戦について

要点だけを挙げておきます。後述する「
シナリオの進め方について」を参照。

イカを相手にする時は、メサルティムから鎧を引っぺがしてアセルスに装着。(水耐性を得る為)
アセルスは幻魔で攻撃し、メサルティムはゴーストキャノンを使って連携を狙います。
ほとんど運で勝敗が決まってしまう為、必ずセーブをしておくこと。
(それと、メサルティムをもう一度仲間にするには、別れた場所に再度訪れればいい)

ここからは仲間を集めることが出来ます。まずは
ドゥバンに行き、小石とカードを入手します。
オススメは以下の四人。ルージュだけは終盤に火力が不足しますが、
資質を得ることでもっと強い術が使えるように出来ます。

http://blogs.yahoo.co.jp/anno_yuki/35130157.html
(資質関係は面倒な為、クリアだけにこだわるなら無視してもいい)

ゲン:クーロンの骸骨から話を聞いた後、スクラップの酒場で話しかける
ルージュ:ルミナスのシップ乗船場で話しかける
エミリア:バカラの駐車場で話しかける(エレベーターを使う)
メサルティム:上記を参照

一部ネタバレがありますが、気にしないなら以下を参照。
http://infinifyashsoft.web.fc2.com/sagafuro…nakama…aserusu.htm

ボス戦について話を戻します。

第三の刺客、第四の刺客については、近接攻撃にカウンターがある為注意。
間接攻撃と術を用いれば大丈夫です。以下の「システム面」十七を参照。

他のボスは、「システム面」十六を参照のこと。


・闇の迷宮脱出について

一, 右上にある緑色の扉
二, 左上から数えて二番目にある赤の扉
三, (仲間にしたければ、同じフロアにいる赤カブと会話)
四, 同じフロアの中央にある赤い扉


・ラストダンジョンとしてのファシナトゥール

闇の迷宮脱出後、直ぐにオウミを経由してファシナトゥールへ行くことが出来ます。
また、初回に手に入らなかった装備が手に入るようになっています。



・エンディング分岐 (判定はラスタバンと話した際に決定されます)

人間エンド:妖魔の剣・妖魔の具足に憑依をしていない。ジーナを助けている
半妖エンド:
妖魔の具足に憑依をしている。ジーナを助けていない
妖魔エンド:上記以外

※ 妖魔の小手には憑依していてもいい

※ ジーナ救出は、山道で扉を守護している巨人モンスター(機械敵なシンボル)を倒し、
来た道を戻ると門が開いていますので、そこでグリフォンを倒せば助けられます。
※ 厳密に知りたいならhttp://www.uri.sakura.ne.jp/~saga/sf1/story/asellus/tyosa.htmlを参照


・システム面

一, R2ボタンと△ボタンを同時押しで、クイックセーブが可能
(バトルで負けてゲームオーバーになりやすい為、セーブは頻繁に行うことになる)

二, 剣の技・体術の技・見切りは、それぞれ閃きで戦闘中に覚える

三, 銃・術は戦闘後に習得する

四, 術の一部は購入可能。基本的に、所有する術の反対の属性のものを購入することは出来ない

五, 術は購入せずとも特には困らない

六, 妖魔の吸収は、「妖魔の剣」・「妖魔の小手」・「妖魔の具足」の三ヶ所に憑依させる
ことが可能

七, 六で挙げたそれぞれでモンスターにトドメを刺せば、憑依させることが出来る

八, 憑依させた場合、パラメータにボーナスが付き、固有の技が使えるようになる

九, 八によって上昇したパラメータは、戦闘後に上昇しにくくなる (装備ボーナスも同様)

十, ただし、アセルスは戦闘中に「妖魔化」しない限りは、ボーナスは付かない

十一, 「妖魔化」は、アセルスが戦闘中に妖魔の武具を使用すると行われる

十二, レベル上げには、「生命科学研究所」で二時間も戦えば十分

十三, 戦闘回数などによって、モンスターも強くなっていく

十四, 朱雀というモンスターが「生命科学研究所」の地下に現れるようになったら、憑依させる

十五, 地下の最下層のマップ右側にいる敵が「朱雀」だが、戦闘を十分に行っておく必要がある(十三を参照)

十六, 上手く行かない場合は、レベル上げと技の閃き、強い武具でゴリ押しても大丈夫(ラスボスを倒すのであっても)


十七, 資金調達は右を参照 http://blogs.yahoo.co.jp/anno_yuki/35122478.html (ここで良い盾と鎧も調達しておく)

十八, クーロンという街の下水道にあるショップで武器を購入する(軍放出品を売っている女性の近くのハシゴを下る)

十九, マンハッタンという街のショッピングモールで、「精霊銀のピアス」・「ブラッドチャリス」をメンバー分購入

二十, 上記のアクセサリーは音波攻撃と即死を防ぐ為に必要となります

二十一, HP・LP・WP・JPは宿で回復可能


パラメータの見方については、以下を参照。

http://seesaawiki.jp/sagafro/d/%A5%B9%A5%C6%A1%BC%A5%BF%A5%B9


・シナリオの進め方について

シナリオを進めるには、イベントを起こす必要があります。
一度以上戦闘(ザコバトル)をした上で、特定の場所に二度訪れると発生します。

イベントが起こる場所

以下の十二ヶ所の中から八ヶ所を選べば良いのですが、
特に、以下の九ヶ所が分かり易い所です。

オウミ:領主の館:地下入口
京:庭園
シュライク:済王の古墳:大広間
シュライク:武王の古墳:左側
シンロウ:遺跡入り口
ドゥヴァン:神社
バカラ:駐車場
ルミナス:シップ乗場から出る
ヨークランド:沼地

少し分かり難い、手間が掛かるのは以下の三つ。

クーロン:裏通り入口(下の方、ヌサカーン医院がある辺り)
バカラ:地下洞窟のノームの部屋
ワカツ:カードを取りにいく途中



百合的な面とシナリオについて:


分量はアニメに換算すると多く見積もっても四話分程度でしょうか、かなり薄いものとなっています。
無論、設定そのものは膨大なのでしょう。サガフロ2でも設定は緻密に練られていました。

これでしたら、個人的には『よるのないくに』の方が遥かに良かったと思います。
但し、これらのシナリオライターはどちらも“原案”に過ぎないことに注意した方が良いでしょう。

正直に言ってしまいますと、本作ではほとんど何ら感情を揺さぶられることもありませんでした。
シナリオ構成上、溜めがまるで無く、伏線やミスリードもさして無い、日常的な成分もほぼ無し。
物語に惹き込まれたり、人物に愛着や親近感を得たり、感情移入したりも出来ませんでした。

設定を読み込んで、空白を自分で埋める事に強い喜びを見出せる上級者向けと言えるでしょう。

とは言え、シナリオ重視ではないと思われるコンシューマーゲームのRPGでは、これくらいが妥当なのかも知れません。
後作の2では、システムと物語を切り離す方向に舵が執られています。(特にギュスターヴ編)



演出とシステムについて:


サガフロ2にあった、世界観の統一感が本作にはありません。
加えて、アセルス編は特に、イベントに入った際の音楽が
街やダンジョンのものをそのまま使用しているという点が、演出的にはかなり残念でした。

音楽の使い方や、テキストの表示タイミング等、
サガフロ2では基本的かつ効果的な演出が多用されていた事と比較すると、
かなり脇が甘いと言えるでしょう。

マップは非常に見難く、通れる場所とそうでない場所の区別が中々つきません。
飛行機の乗り換えも、中継点を経由しなければならないこともあり、結構面倒でした。

サガフロ2に慣れていると、技の威力が書かれてないのが少々ストレス。
戦闘中に敵から逃げられないのも面倒。強めのザコ戦はリターンが大きいから良いのですが、
弱いザコは時間の無駄でしかありません。狭い道が多く、エンカウントが避けられないことも多い。

昨今の厳しい見方だと、一般的には酷評される水準だと思われます。
(少なくともマップに関しては、玄人であっても見逃せるものではないでしょう)


サガフロンティア2について:

百合的には関係の無い話ですが、私は1より先に2に触れていたので、
アセルスに対するイルドゥンの態度が、ウィルを導くナルセスさんに見えて仕方なかったです。
そうした点に懐かしさを覚えました。

シリーズ作品でこれだけ世界観が違うというのも、サガシリーズの特徴なのでしょう。



結語:


いかに当時は優れたシステムであったとしても、多くの場合、それはやがて陳腐化します。

物語はその点では異なり、その価値はおよそ時間によらず普遍的なものです。
無論、優れた物語においてだけではありますが。

サガフロ1はシステムを重視し、物語を疎かにした結果、そこにあるのは化石としての価値のみです。
後世に優れた影響を与えた事に謝意を表しつつ、未来に目を向けるべきだと考えます。






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